マーラー:交響曲 第4番(エルヴィン・シュタインによる室内楽版) 他

   

【曲目】1.J.シュトラウス2世(1825-1899):宝のワルツ Op.418/ (アントン・ウェーベルン編)/2.J.シュトラウス2世:皇帝ワルツ Op.438(シェーンベルク編) マーラー(1860-1911):交響曲 第4番(エルヴィン・シュタイン編)/3.第1楽章:Bed?chtig. Nicht eilen ? Recht gem?hlich/4.第2楽章:In gem?chlicher Bewegung. Ohne Hast/5.第3楽章:Ruhevoll/6.第4楽章:Sehr behaglich-私たちは天上の生活を楽しむ【演奏・出演者】クリスティアーネ・カルク(ソプラノ) ルノー・カピュソン(ヴァイオリン)/カーティア・レンメルマン(ヴァイオリン)/アントワン・タメスティ(ヴィオラ)/クレメンス・ハーゲン(チェロ)/アロイス・ポッシュ(コントラバス)/マガリ・モニエ(フルート)/セバスティアン・マンツ(クラリネット)/アルブレヒト・マイヤー(オーボエ)/ヘルベルト・シュフ(ピアノ)/ゲレオン・クライナー(ピアノ)/レオンハルト・シュミデインガー(パーカッション)/マルティン・グルビンガー(パーカッション)【録音・収録情報】録音 2011年7月27日/ザルツブルク祝祭劇場 モーツァルテウム【現代を代表する名手たちによる極上のアンサンブル】 20世紀初頭、シェーンベルクによって旗揚げされた「私的演奏協会」は、当時最先端の音楽を人々に紹介するために、シェーンベルクと弟子たちによって運営されていた団体です。

1918年11月に設立、週1回のコンサートでは同時代の作曲家たちの作品を幅広く演奏。

3年間に計117回開催されたこれらのコンサートは「文化的」な収益をあげることも目的の一つでした。

とは言え、この時代の管弦楽作品の多くは編成が肥大化し、原曲を演奏することは困難であったため、シェーンベルクたちはマーラーやブルックナー、ツェムリンスキーの作品を「室内楽版」に編曲、10人程度の奏者でも、充分に効果があがるような版に作り変えたのです。

/アルバムの中心となるマーラー「交響曲第4番」は、ずっと演奏される機会がありませんでしたが、1993年にシェーンベルクの弟子であったエルヴィン・シュタインのメモから復元され、いくつかのアンサンブルがこの作品を演奏したことでレパートリーに定着。

現在では数多くの演奏が録音される人気曲になっています。

/この演奏は、マーラーの没後100年を記念して開催されたコンサートで、冒頭にはウェーベルンとシェーンベルクが編曲した“世紀末風の”シュトラウスのワルツが2曲置かれ、メインにマーラーの第4番が演奏されています。

/このコンサートのために集結した奏者たちの顔ぶれの豪華なこと!誰もが突出した才能を持つ、まさに「オールスター・アンサンブル」です。

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