[2012] オルネライア 【マグナム】 ORNELLAIA 1500ml
Item Number 22
Ornellaia 2012 気候と作柄 2012年は、2011年同様に乾燥した年で、特に冬は寒く少ない降雨量でした。
結果、発芽の季節には過去数年の平均よりも降雨量が100mmほど少ない状態となりました。
春は温暖で日照量も多く、ブドウの木の生育と開花が促進されました。
7月と8月は暑く、ほぼ雨が降らなかったため熟成が遅れることが懸念されたものの、色づきは全く通常通りで満足のいくものとなりました。
8月下旬に雨の日が続いた後、9月初旬には成熟がより進み、果実は最適なポリフェノールと芳香を備えた、完熟状態になりました。
メルローの収穫は8月29日から9月17日の間に行われ、9/18日からは樹齢の若い畑のカベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン、プティ・ヴェルド、次いで樹齢の高い畑のプティ・ヴェルドとカベルネ・ソーヴィニヨンの順に収穫は完了しました。
醸造と熟成 収穫は15kg容量の箱を使用して手摘みで行っています。
除梗前と除梗後の2回にわたってぶどうを丹念に選別し、続いて軽く破砕した後、各品種・各区画ごとに別々に醸造を行っています。
醗酵はステンレスタンクを使用し、26-30℃の温度で1週間行い、そのまま引き続き10-15日間のマセラシオン(醸し)を行っています。
マロラクティック醗酵は主にオーク材のバリック樽(新樽70%、使用済み樽30%)にて行い、ワインは完全温度管理された当社のセラーにて約18ヶ月間バリック熟成が行われます。
バリック樽内での熟成が始まった12ヵ月後にブレンドの行程を経て、再びバリック樽にて6ヶ月間熟成を行います。
そして、瓶詰め後更に12ヶ月間の瓶熟成を行った後出荷されます。
テイスティングコメント (2014年5月のテイスティングより) 2012年は日照量の多さと乾燥した気候が特徴的なヴィンテージです。
収穫前の時期に少し雨が降ったことにより、暑さと乾燥に負けずにブドウが成熟することができました。
結果、一定のペースでブドウは成熟し、非常に魅力的で魅惑的なフルボリュームのワインが生まれました。
このことから、このヴィンテージを表す「Incanto」(インカント、「魅惑」)という言葉を選びました。
オルネッライア2012年ヴィンテージは深いルビー色で、非常に魅惑的な、豊かな果実とスパイスのブーケが感じられます。
口にふくむと、とてもまろやかで、しっかりとして、滑らかなタンニンを感じ粗々しさは全くありません。
2012年ヴィンテージは、オルネッライアワインのグレートヴィンテージに特徴的な凝縮感を備えておりながら、広がりがあり厳かなストラクチャーの背後にあるその豊かさは巧みに覆い隠されており、終わりが無いような長い余韻があります。
(輸入元資料より) キーワード:ワイン The Wine KATSUDA 勝田商店 勝田ワイン ワイン勝田 ワインセラー勝田 ワインセラーカツダ ワインカツダ